こんにちわ、ヤマトカケルです。
(税理士試験の受験生5年目で、
5科目目の合格待ちのモノです。)
今日はSTUDYingっていうWEB上で完結する資格講座の
各機能面を説明していきます。
(国税徴収法でのTACとの比較はこちら)
・基本講座
・テキスト
・スマート問題集
・トレーニング
・実力テスト
・理論暗記ツール
・公開模擬試験はなし
目次
基本講座
まずSTUDYingの講義の特徴として、
180分講義、というのはなく、
各テーマに沿った時間の
講義を視聴していくことになります。
(10分~40分くらい)
TACや大原に慣れていると最初戸惑うかもしれません。
これに対して、メリットデメリットそれぞれあると
思いますが、
私の感覚としては、毎回180分と縛られなくとも
問題ないなと思いました。
内容として、通常のテキストに沿った講義がオンライン動画で
進められ、倍速としては
通常、1.25、1.5、1.75、2、2.5、3倍速を
選ぶことができます。
また、IDで管理されているため、PCで途中まで視聴し、
外出先のタブレットで続きを視聴しようとする場合は、
いちいち見た個所を探さずとも、自動で続きから視聴する
ことができます。
なお、講師の方の口調、言い回し、例え話など、
自身が聞きやすいか、傾聴しやすいか、ちょっと合わないと感じるか
ってかなり大事な部分ですので、
必ず無料講座を視聴し、
その科目の講師の方とともに
試験日までがんばれそうかイメージしてください。
通常の生活での初対面の人に感じる印象と同じで、
最初にあなたが感じた感覚は、おそらく正しいです。
テキスト
STUDYingのテキストはすべてWEB上で確認することになります。
このテキストに沿って講義が進みますが、
1つの端末でその講義の動画を見ながら
テキストを見る、というのができません。
基本的には、講義の動画から流れる音声だけを
聞きつつ、テキスト内容を確認していく。というスタイルとなります。
別途タブレットやスマホがあるのであればもう1台の端末で
動画をながらしながら、別の端末でテキスト表示するということが可能となります。
また、通常の製本されたテキストであれば書き込み等できますが、
WEB上のテキストにはできません。
代わりに”メモ”にテキストの一部を張り付けたり、メモ書きすることができます。
ただこの機能は、パソコンでないと操作に時間がかかってしまいます。
パソコンなら、マウスで範囲を指定し、
CTR+C(コピー)→メモを開いてCTR+V(張り付け)
が容易にできるのですが、
タブレットやスマホだと、範囲を指定するのが画面タッチしながらですし、
コピーのコマンドをタップし、メモをタップし、張り付けのコマンドをタップと
パソコンより7~10倍くらいの時間がかかってる気がします。
スマート問題集
こちらは各講義のあとにおさらいのような形で
講義内容について短めの問題が複数出題されます。
ほぼ選択式だったと思います。
こちらの問題を解くことで今聞いた講義内容で
理解していない部分を確認することができます。
手軽にできるんですが、
講義の内容によっては問題が少なすぎる場合があり、
その講義内容のトピックすべてについて確認できるかと
いうとそうではありません・・・
トレーニング
こちらは、各テーマに沿った、過去問を参考にした問題を
解いていくこととなります。
TACでも配られるトレーニングっていう冊子と同じ位置づけ
と思います。
が、こちらもWEB上のものとなり、
紙でほしい場合は、有料となります(2万円弱)
計算がある科目については、必ず紙に書く練習も行ったほうが
良いと思うので、有料でも紙版をご購入ください。
(仕訳→転記、など、一定の時間内に相応の正確さが
求められますので、指定された解答用紙に正しく書く
練習を積んでいったほうが良いと思います)
PDF形式なので自宅で印刷も可能といえば可能なのですが、
解きたいときにインク切れや印刷まで時間がかかる、
ことで勉強意欲がそがれる可能性もあるので、購入されたほうがいいでしょう。
私は国税徴収法というほぼ理論100%科目でしたので、
タブレットに解答用紙PDFをダウンロードし、それにペンシルで
書き込みしていきました。
もともとタブレットをもっていたこともあって、
追加での紙版は購入しませんでした。
実力テスト
約2か月ごとに1回、今までの講義範囲内での
本試験を意識した問題を解くもので、
他行の実力テストとそれほど違いはないでしょう。
国税徴収法は全部で4回で、この回数について概ね満足か少ないかは、
意見の割れるところでしょう。
理論暗記ツール
こちらは理論マスターや理論サブノートとなるもので、
覚えてもらいたい条文の加工版となります。
TACの理論マスターと比べても、ほぼ同じか
単元によっては、STUDYingのほうが詳細に記載されている
場合もあります。
第70回試験については、影響がない範囲でしたが。
そしてこのツールもWEB上でのものなので、
物理的に書き込むとかできません。
また、もともと指定されている箇所に
虫食い部分が設定されており、クリックやタップで
表示or非表示することができ、
かつ一括表示or一括非表示をすることもできます。
私は国税徴収法2回目ということもあり
初年度につかった理論マスターを使って理論暗記をしたので
こちらの使い込みはほとんど行っていません。
が、人によってはこちらのほうが覚えやすい。
ということもあるでしょう。(受験時代赤フィルムが好きだった方)
さらに財務諸表論のような重要単語やフレーズを覚えればよい
科目については、こちらのツールのほうが威力を発揮するかと思います。
公開模擬試験はなし
こちらについては元々設定されていないので、
TACや大原など一定の母数が確保されている大手で
受講するほうが精度高いわけでそちらを必ず
受講されることをおすすめします。
以上、STUDYingの各機能について書いてみました。