こんにちわ、ヤマトカケルです。
(税理士試験初学者向けの質問会を9/19に行います。
気になる方はこちらのページをどうぞ)
私が簿記論を合格したときの取り組みを
残していきたいと思います。
結果的には短期間(約5か月)で合格した部類に入ると思います。
働きながらでも出来ることをお伝えしていきたいです。
目次
受験期間、カリキュラム、頻度は?
受験は平成28年4月から8月までの
TACの演習中心の講座を申込み、
週に1度通学する方法で、勉強しました。
その時のスタイルとしては、期間が短かったため、
問題に出た内容の解答を見ることで理解を深めていく
という方法で進めました。というかその方法しか
なかったといいますか・・・
昔取ったキネヅカで、日商簿記1級の知識がかなり
残っていたので、
すぐに問題演習に突入しても、わかる問題が多かったです。
何をどのくらいの精度まで行ったか?
出された演習や公開模擬試験はすべて3回以上は
解きました。
過去問は手を付けていません。
なぜなら、過去問に類似した問題がTACの
演習にて出されていると考えたからです。
簿記論のやらなければならない構造は簡単で、
- 正確に仕訳をきる
- 各勘定科目の金額を集計する
- 残高試算表に転記する
に尽きるでしょう。
ですので、上の各項目について間違えた個所を記録していき、
もう間違えないようになるまで問題を解いていきました。
また、演習も終盤になると、初見の問題については、
問題文をよく読み、集計ミスや、転記ミスをしないよう
慎重に問題を解く練習をしました。
理解できていない、わからない問題は解答を見た後で
解けるようになれば良いと思い時間をかけず、
一方、わかっている問題でミスをしない練習を
意識的に取り組みました。
演習を2度3度4度と解くうちに、どうしても慣れ、
答えを覚えてくるので、集計したり転記したあと
その数字が違っていると違和感から気づく場合があるんです。
本試験では絶対にないことです。
ですので、初めて見る問題については、ケアレスミスしないよう
意識していきました。
皆さんがおっしゃることですが、
税理士試験というのは、皆が出来る問題は、出来るように、
皆が出来ない問題は部分点がもらえるよう
進める問題でして、
簡単な箇所でミスをしない、ということが
どの科目より簿記論には求められていると思います。
あとは、演習を2度3度4度解く場合、
制限時間を少しずつ短めに設定していきました。
今から簿記論を受けるとしたらどう攻略する?
私がまた簿記論を受けるとした場合は、
上の項目にある通り、
・正確に仕訳をきれるよう、個別問題を何度も解く
・ミスをせず集計できるようチェックする
(チェックするための時間を確保するため、
仕訳計上は即座にできるレベルまで高める)
・間違いなく転記する
を重点的に詰めていきます。
あとは好きな仕訳(絶対に解ける仕訳)を作っていくです。
演習を何度も行うと、
固定資産税の買い替え(下取りあり)や
親子会社間取引、貸倒引当金や
退職年金の仕訳が何度も出てきますし、
それぞれBS,PLの科目残高に影響する仕訳です。
なのでこれらのトピックでの難しい問題でも
解けるようになっておくと自信にも得点源にもなるでしょう。
私は退職年金の仕訳が得意だったので、
講師からは難しい場合は深追いしなくて良いと
言われている問題でもきっちり合わせることが
出来ていました。
以上、あなたの受験に役だてば幸いです。