税理士試験 財務諸表論

財表合格日記(令和元年度)

こんにちわ、ヤマトカケルです。
(税理士試験初学者向けの質問会を9/19(土)に行います。
 気になる方はこちらのページをどうぞ)

今回は令和元年に受かった財務諸表論について
私が取り組んだ内容をお伝えしていきます。

実は、この財表と一緒に国税徴収法の講座も受講し、
2科目受験を進めていました。

が、圧倒的に時間が足りず・・・
そのあたりも後述します。

受験期間、カリキュラム、頻度は?

学校は、TACのWEB通信にて
平成30年9月開講平成31年8月までの
講座を受講しました。

1週に2コマ(2時間30分が2回)ある内容です。

上にも書いた通り、国税徴収法も受講しており
こちらは1週に1コマ(3時間が1回)あったので、
講義聞くだけで手いっぱい・・・

正直な話、財表の講義は2倍速で聞き流しながら、
自分が知らないトピックを重点的に聞くようにしてました。


平日の夜はWEBで少しずつ受講し、
(遅い時間に、能動的に問題を解く気力がなく・・・)
週末にその単元の問題を解く。
といった形でこなしていきました。

4月に一定のカリキュラムが終わるのですが、
各演習の多くは1回解いただけで終わり、
私がまったく理解していない単元については、
理解できるまで2,3度解いておりました。

各テスト自体も本試験レベルではないため複数回解かず、
5月以降の実力テスト等を何度も解くことを前提に、
4月まではなんとか講義に食らいついていったと
いうところです。
(私の職場は12月から翌年3月までがかなり忙しくなるのもあって)


また、通勤の合間には理論マスターを用いて
ちょっとずつ理論の暗記を進めました。
財表は消費税法や法人税法と違って、
丸暗記、というより各トピックについて主要なキーワードを
用いて説明できればよく
覚えるときも概念的な考え方、範囲、キーワードを
意識しながら覚えていきました。

何をどのくらいの精度で行ったか

5月以降の実力テストや公開模擬試験については、
3回以上行い、わからない論点がなくなるよう進めました。

この辺りは簿記論合格日記にも書いた通り
難しめの仕訳も得意になるまで解きました。

問題は、理論です。

国税徴収法と並行学習している関係で、
時間が足りないばかりか、
記憶の定着も悪い・・・

HUNTER×HUNTERのヒソカ氏が言う
メモリの無駄使いと思いつつ・・・
がむしゃらにやっていきました。

精度としては、A論点はほぼ、B論点はそこそこ
暗記した程度で本試験となりました。

上にも書いた通りですが、すべてゴリゴリに
暗記していく、ということでなく、
各トピックについて説明ができるよう
概念、範囲などを抑えて臨みました。

2科目同時受験について

今回の2科目同時受験を経験してみた感想は、
資格予備校がパンフレットに書いている勉強時間目安を
大きく超える時間の確保が見込めないなら1科目に絞れ!です。

ただ例外は、簿記論と財務諸表論の同時学習です。

私は簿記論の学習期間が5か月弱しかなかったので、
同時学習はあきらめたのですが、
1年以上学習できる期間があるのなら、
この2科目は重複している部分があるので
同時学習は効率的と言えるでしょう。

ただし、本試験に近づくにつれ
難しい判断をしなければなりません。
「どちらの科目にどのくらい時間をかけていくか」です。

2科目勉強してきたからには、
2科目合格が最高でしょう。
一方、1科目は最低限合格したいと考えると思います。

どのくらいのレベルで合格するかは
受験生が明確なラインを持つことができない以上、
最低限の目標を達成するために、
最後までシビアな判断を強いられます。

私自身も8月に入ってから、
国税徴収法をあきらめ、財表に全力を尽くすか
悩んでました。

結果的には国税徴収法にも時間を割いていきましたが。。。

今から財表を受験するとしたらどう攻略する?

計算については、
勘定科目名を正確に、正しい位置に書けるようにし、
試験レベルの計算問題を60分ほどで解けるよう
精度とスピードを強化します。

理論については、
A論点はすべて、B論点は8割、C論点は5割ほど
暗記して臨むでしょうか。

ただし、べた書き出来ない論点についても、
キーワードや述語を書けるようにしていきます。

以上、あなたの受験に役だてば幸いです。


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