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読書レビュー”小さな会社の売れる仕組み”

小さな会社の売れる仕組み 著:久野高司 読了

自分自身のブランディングのため、
小さな会社の売れる仕組み
を読了しました。

著者は久野高司さん。


正に個人で戦おうとしている方向けの本でした。
途中、「ドリルを売るには穴を売れ」で有名な佐藤義典さんの図解を参考に、
久野さんなりに修正した考え方も出てきて、新しい気づきを得られました。

小さな会社の売れる仕組み 要約

下に掲げる3つの設計を磨き上げるため、
理想の顧客・顧客の目的・顧客の選択肢・顧客から選ばれる理由
を繰り返し考え抜くというものでした。
・戦略設計
・商品設計
・集客設計

冒頭にこの設計をするための考え方
小規模事業者の事例
ワーク(ワークシートをダウンロードできるようになっています)

と、久野さんが伝えたいこと・やって欲しいことが
ギュッと詰まってる内容でした。

1番インパクトに残った言葉

”あなたの強みが見つからないのは、顧客の目的が見えておらず、想定している市場が広すぎる”

市場をせまくすればするほど、あなたが持ってる経験・資質が
他者との違いになるということで、なるほどと思いました。

・できるけど狙わない市場
・5教科でオール4を目指す個別指導塾の事例

など、強みを活かす(活かせる)市場を定義していく
のは、小さな会社で必ず目指すべき方向だと
本書を読んで感じました。

一方、市場をせまくして発揮できる強みを展開して
得られる利益で食べていけないのであれば、
(価格を高くできないのであれば)
その強みは少し弱いものに分類されてしまいますね・・・

王道のマーケティング理論も紹介あり

4PやAIDMAなど、マーケティング理論も出てきますが、
その考え方にとどまらず、どうすればいいのか。
を導いてくれるので、
まずは読み込んで、
ワークシートに書き出して(最初は粗くて、汚い言葉でOK)、
しっくりくるまで繰り返し書き出して(言語化して)
本に立ち返って

と回していくことで、自分の想い、提供したいこと、その手法(周知含めて)
に一貫性が出てくる一冊になっています。

小さな会社の売れる仕組み

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